「のろし」とは、遠くにいる人に何かを合図したり伝えたりするために、薪などを焼いて高くあげる煙のことです。
こうして煙をあげれば、遠くからでもよく見えますね。日本でも、むか~しむかし戦の時に「敵が来たぞー!」と知らせるためなどに使わせていたようです。
さて、楽譜を見てみましょう。ト音記号とヘ音記号のすぐ右側に「シ」と「ミ」にフラットが書いてありますね。ここに書いてあるシャープ(♯)やフラット(♭)を「調号」とよびます。
この曲はト短調(「ソから始まる」「悲しい」ドレミファソラシドの調)で書かれています。「調号ってなに?」「調ってなに?」については話が長くなるのでレッスンのときにお話ししましょう。
アクセント(>)がついていますね。アクセントがついた音は、強く弾いて少し目立たせます。しっかりとした音を出すためには、手首を心持ち高くして、そのままパーンと素早く打鍵します。腕から指先までをまっすぐにするくらいの気持ちで。(実際にまっすぐにはなりませんが)
なかなかピンとこないかもしれませんが、大丈夫。レッスンのときに実際にやってみましょうね。
最初はフォルテで始まりましたが、途中からメゾピアノになります。最後の部分は冒頭とよく似ていますが、1オクターブ低く、メゾピアノです。なぜ途中から「弱く」なっているんでしょうね。
さて、宿題です📕 この曲の初めから終わりまで、誰が、何が、何をしているか、どうなっているか。好きなように物語をつくってみましょう🎵